可視化情報学会誌
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ソフトウェア開発プロジェクトの見える化
木野 泰伸
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2011 年 31 巻 121 号 p. 19

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抄録

プロジェクトの状況が途中で把握できるかどうかは、プロジェクトに直接参画している人たちだけでなく、プロジェクト・オーナーやプロジェクト完了後にその成果物を利用するエンドユーザーにとっても重要である。ところが、ソフトウェア開発プロジェクトでは、途中で作成する成果物が、設計図やソースコードであり、紙やコンピュータの記憶装置に格納される。そのため、プロジェクトの進捗状況が第三者から見えにくいという特徴がある。そこで、プロジェクトでは、少しでも状況を客観的に見られるようにいくつもの工夫をしている。本稿では、それらの中から、作業の見える化、進捗の見える化、リスクの見える化について紹介する。

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© 2011 社団法人 可視化情報学会
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