日本暖地畜産学会報
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原著論文(一般論文)
烏骨鶏選抜集団第₅世代におけるZ 染色体上の DNA マーカーと生産形質との関連性
ラハマン MD ミザヌル西山 由紀山中 賢一阿南 加治男和田 康彦
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2014 年 57 巻 2 号 p. 115-122

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抄録

烏骨鶏は有名な黒色の骨を有する鶏品種で、体重は小さく、産卵数も少なく、改良の必要性が指摘されて いる。以前の研究で、大分県の烏骨鶏の選抜集団において生産形質とDNA マーカーとの関連性が示されてい る。そこで、本研究ではプロラクチン受容体や成長ホルモン受容体が座乗しているZ 染色体上のDNA マー カーについて検討した。大分県の烏骨鶏選抜集団の第5 世代の、雌202 羽、雄58 羽について、Z 染色体上の 5 つのDNA マーカーについてPCR-RFLP で遺伝子型判定を行い、SAS のMixed Procedure を用いて、父鶏 と母鶏を変量効果とした混合線形モデルで遺伝子型と生産形質との間の関連性について検討した。その結果、 rs16773406 では産卵率(p<0.05) と150 日齢体重(p<0.001) で有意な関連性が認められた。また、rs159910838 では平均卵重で有意な関連性が認められた(p<0.05)。雄ではエンビギンとrs15991083 で150 日齢体重との間 で有意な関連性が認められ、300 日齢体重についてはrs16763148 とrs16773406 で有意な関連性が認められ た(p<0.05)。

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© 2013年日本暖地畜産学会
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