主催: 社団法人 溶接学会
著者所属:新日本製鐵(株) 鉄鋼研究所 大阪大学 接合科学研究所
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リモート溶接を想定し、同軸シールドやサイドシールドを用いないで部分溶込み溶接を行った場合、X線透過試験において溶接ビードに板状の欠陥が多数観察された。これら板状の欠陥は溶接金属内に形成されており、凝固後の冷却過程において、大気と遮断されている。欠陥の内表面を採取し観察したところ、欠陥の破面には酸化物が観察された。従って、こうした欠陥の少なくとも一部は、高温割れではなく、ブローホールが板状に形成されたものであると考えられた。
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