溶接学会全国大会講演概要
平成24年度春季全国大会
セッションID: 217
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アモルファスろうを用いたSCM435と超硬合金のろう付け特性
*中村 満一戸 和也
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抄録

CrMo鋼(SCM435)と超硬合金のろう付けについて,アモルファスろうを用いて接合し,ろう付け部の物性を評価した結果,以下の結論を得た.1.加熱時間120s以内でも,ろう構成元素(Ni,Cr,Si,B)の拡散は起こる.2.加熱時間が長いほどろう層へのCoの拡散量が増加し,超硬合金界面に脱Co層が生成する.3.最適条件として昇温時間60s,保持時間10s,接合温度1040°Cであった.この条件で脱Co層の消去,ろう付け強度(トルク値)の最大値が得られた

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© 2012 社団法人 溶接学会
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