溶接学会全国大会講演概要
平成30年度秋季全国大会
会議情報

オーステナイト系金属材料の溶接金属の耐食性に及ぼす化学組成の影響
*鴇田 駿門井 浩太青木 聡井上 裕滋
著者情報
会議録・要旨集 フリー

p. 16-17

詳細
抄録

ステンレス鋼やNi基合金などのオーステナイト系金属材料の溶接金属の組織形態や耐食性に及ぼす化学組成の影響を調査するため,304および347をベースとして添加ワイヤの種類や希釈率により化学組成を変化させた溶接金属の粒界腐食試験および孔食電位測定を行った.耐粒界腐食性や耐孔食性はCrやMoの含有量により大きく影響され,またNbを含有した試料では第二相の生成が耐食性に影響を及ぼす可能性が示唆された.

著者関連情報
© 2018 社団法人 溶接学会
前の記事 次の記事
feedback
Top