溶接学会全国大会講演概要
平成30年度秋季全国大会
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ステンレス鋼ろう付体組織の形成メカニズム解析とその耐食性評価
*岩田 昌也宮沢 靖幸尾藤 隆亮備前 嘉雄
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p. 216-217

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抄録

フェライト系ステンレス鋼をNi系アモルファスろう材でろう付した際、界面近傍にCr-B系の化合物相が形成される。その周囲では、Crが欠乏した相が形成され、耐食性の劣化が懸念される。そこで、Cr-B系化合物相の形成メカニズムについて、EBSD法による結晶方位の解析をもとに検討を加え、さらに、この化合物相を含むろう付部の各相の耐食性評価を行った。

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© 2018 社団法人 溶接学会
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