溶接学会全国大会講演概要
平成30年度秋季全国大会
会議情報

破壊力学的手法を用いた9Cr-1Mo-V鋼板の冷間曲げ加工要領の検討
*小田 和生中谷 光良田中 智大安部 正光高嶋 康人南 二三吉
著者情報
会議録・要旨集 フリー

p. 254-255

詳細
抄録

本研究では,耐熱鋼である9Cr-1Mo-V鋼の冷間曲げ加工要領を検討するため,ASTM E1921(2016)に基づくマスターカーブ法およびBS7910(2013)に基づくFAD法を併用した曲げ加工限界評価手法を提案した.評価手法の妥当性確認のため,表面欠陥を有する9Cr-1Mo-V鋼の曲げ加工実験を実施し,破断時の塑性ひずみ量が本提案手法による予測と良好に一致することを確認した.

著者関連情報
© 2018 社団法人 溶接学会
前の記事 次の記事
feedback
Top