主催: 一般社団法人溶接学会
新日鐵住金株式会社
p. 262-263
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大気中疲労特性が残留応力により変化することは知られているが,腐食疲労特性に及ぼす残留応力の影響は明確ではない.そこで,残留応力の分担機能を有する試験片を用いて,適当な位置へのビードオン溶接により評価部に引張及び圧縮の残留応力を付与し,海水中腐食疲労試験を行った.同一の公称応力範囲で比較すると,圧縮残留応力下では引張残留応力下よりも腐食疲労寿命は長く,き裂の起点となる限界腐食ピット寸法が大きかった.
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