溶接学会全国大会講演概要
2022年度溶接学会春季全国大会(講演概要)
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オーステナイト系ステンレス鋼溶着金属の加工誘起マルテンサイト変態による極低温じん性増加
*小田 怜佳山本 啓伊藤 和博馬庭 啓史北川 良彦渡邉 博久
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会議録・要旨集 認証あり

p. 46-47

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抄録

極低温用途のオーステナイト系ステンレス鋼溶接金属は,じん性確保の観点から低フェライト率とすることが一般的だが,溶接時の凝固割れが懸念される.そこで,適量のフェライトを生成させつつ高い極低温じん性を得ることが望ましいが,その組織形態は明らかでない.本研究では,合金元素を系統的に変化させることで,高いシャルピー吸収エネルギーが得られるフェライト率範囲を見出し,その機構について明らかにした.

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© 2022 社団法人 溶接学会
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