溶接学会全国大会講演概要
2024年度秋季全国大会
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線形摩擦接合されたステンレス鋼継手の微細組織と低温衝撃特性
*鶴山 遥紀崔 正原日野 隆太郎青木 祥宏森貞 好昭藤井 英俊
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会議録・要旨集 認証あり

p. 82-83

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抄録
LNGパイプラインの安全性向上とCO2排出量削減のため,材料の極低温破壊靭性向上が重要となっている.現行の溶融接合法では気孔や偏析,粒界の粗大化により機械的性質と破壊靭性が低下する原因となっており,上記問題の改善を目的に低温接合下でも塑性変形を誘導し,欠陥のない継手を得ることが可能な線形摩擦接合法に注目した.本研究ではCVN衝撃特性により極低温下での接合材料の破壊靭性を評価,並びに微細組織観察を実施した.
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© 2024 社団法人 溶接学会
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