山階鳥類研究所研究報告
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下北半島の鳥類及びその生態
小笠原 〓斎藤 隆史
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1966 年 4 巻 5 号 p. 348-357

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抄録

著者等は,1964年夏期から秋期および1965年2月に本州北端に位置する下北半島において,鳥類相の調査を行なった。
下北半島全域では,101種の鳥類が確認され,そのうち,夏期,秋期には75種類,冬期に69種が確認された。
本調査において2種類の鳥類についての分希の新事実を確認した。すなわち,従来北海道で繁殖しているベニマシコ(Uragus sibiricus)の番を夏期に確認した。これは,当地方で2回目の確認である。また,従来本州では宮古湾でのみ記録されていたワシカモメ(Larus glaucescens)がむつ湾で1羽目撃されたことは注目にあたいする。なお,この地域の鳥類に関する生態学的な2,3の知見についてのべた。

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