京都大学大学院理学研究科
2008 年 46 巻 6 号 p. 380-385
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DNA複製開始の制御は,生命が遺伝情報を正しく維持するために必要な重要な機構の一つであり,様々な因子が関与している.大腸菌FプラスミドのDNA複製開始では,分子会合状態に応じて機能の異なるRepEタンパク質が重要な役割を担っており,最近,RepEタンパク質とDNAとの複合体において,活性化および不活性化状態での結晶構造が明らかになった.ここではRepEの構造機能相関とプラスミド複製開始活性化機構について紹介する.
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