東京農業大学応用生物科学部
2008 年 46 巻 7 号 p. 452-459
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著者らは,2セットの半数体雌ゲノムのみから発生させた二母性マウス作出系を独自に開発してきた.また,その過程で他の実験系では実現が困難なアプローチからゲノムインプリンティングがどのように個体発生を制御しているかという視点で多くの知見を得てきた.ここでは,特に精子形成過程で制御を受ける父性メチル化インプリント領域のうち個体発生に特に重要なのは一体どこなのかということに焦点を絞って展開してきた著者らの最近の研究成果について解説する.
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