化学と生物
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解説
遺伝子導入鳥類の卵中への医薬品糖タンパク質生産
西島 謙一
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47 巻 (2009) 3 号 p. 163-168

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抄録

抗体医療などタンパク質医薬品を多用する時代が近づき,トランスジェニック動物の「動物バイオリアクター」への応用が期待されている.タンパク質を多く含み,「物価の優等生」と賞されるほど安価に大量供給可能な鶏卵中に,糖タンパク質性医薬品を簡便かつ大量に生産させることができれば,生産コストを大きく引き下げることが期待される.そのためには,ニワトリのトランスジェニック技術が必須であるが,哺乳類に比べその開発は大きく遅れている.ここではレトロウイルスベクターを用いたトランスジェニックニワトリ作製法とその展開について述べる.

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© 2009 by Japan Society for Bioscience, Biotechnology, and Agrochemistry
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