化学と生物
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解説
植物における小胞体の品質管理
病原菌認識機構の解析から見えてきたもの
小泉 望岩田 雄二
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2011 年 49 巻 2 号 p. 88-93

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抄録

小胞体内で正しい立体構造が形成されたタンパク質のみを選別し細胞内の目的の場所に輸送するシステムは,小胞体の品質管理として知られ,その機能分子が協調的に誘導される現象は小胞体ストレス応答と呼ばれる.これらの分子メカニズムは,主として酵母,動物の研究で明らかにされてきたが,植物もその機能分子の遺伝子の多くを複数もっている.シロイヌナズナの自然免疫に関する変異体と小胞体の品質管理について概説するとともに,小胞体ストレス応答の分子機構について述べる.

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© 2011 by Japan Society for Bioscience, Biotechnology, and Agrochemistry
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