化学と生物
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解説
哺乳類代謝制御におけるNAD+の生理学的重要性と治療標的としての可能性
吉野 純今井 眞一郎
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2013 年 51 巻 3 号 p. 147-153

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抄録

Nicotinamide adenine dinucleotide (NAD+) は,酸化還元反応で重要な役割を果たす補酵素として古くから知られてきた.近年,特に哺乳類において,このNAD+の合成経路と,サーチュインに代表されるNAD+消費酵素に関する研究が注目を集めている.さらにさまざまな生物学的局面でのNAD+の生理・病理学的重要性が見直され,肥満・糖尿病の新しい創薬対象としても注目されている.ここでは,哺乳類の代謝領域におけるNAD+研究の現状を紹介する.

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© 2013 by Japan Society for Bioscience, Biotechnology, and Agrochemistry
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