農業・食品産業技術総合研究機構
2013 年 51 巻 6 号 p. 368-375
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
日本の生態系には,1950~1970年代の大気圏内核実験,1986年4~5月のチェルノブイリ原発事故,そして2011年3月の福島原発事故による放射性物質が降下し広域の複雑な汚染が生じた.降下核種のうち長寿命の放射性セシウム (*Cs) は森林,農耕地,河川や湖沼,海の植物,動物,土,水に不均一に拡散している.この生態系での放射性セシウムの動態の理解は,ヒトの生命と,安全や安心できる食生活と活動のための環境の復興に大切である.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら