化学と生物
Online ISSN : 1883-6852
Print ISSN : 0453-073X
解説
生物に学ぶ・タンパク質の高次自己組織化を活かしたバイオナノプロセス
岩堀 健治山下 一郎
著者情報
ジャーナル フリー

52 巻 (2014) 4 号 p. 233-239

詳細
PDFをダウンロード (7744K) 発行機関連絡先
抄録

ヒトを始め多くの生物は生体内の鉄の保存と循環に関与している直径12 nmの小さな球殻状タンパク質を保持している.フェリチンと呼ばれるこのタンパク質は内部に直径7 nmの空洞を保持しており,この空洞内にバイオミネラリゼーション能力により金属イオンを取り込み種々のナノ粒子を作製することができる.本稿ではこのフェリチンタンパク質により作製したバイオナノマテリアルの特徴とフェリチンの機能を上手に利用することで電子デバイス作製を行うバイオナノプロセスによって展開されるいくつかの応用について紹介する.

著者関連情報
© 2014 by Japan Society for Bioscience, Biotechnology, and Agrochemistry
前の記事 次の記事

閲覧履歴
feedback
Top