開智国際大学紀要
Online ISSN : 2433-4618
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3パートTAE (Thinking at the Edge) と ウェブサイト「TAEリフレクション」
得丸 智子
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ジャーナル オープンアクセス

2020 年 19 巻 p. 167-175

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抄録

TAE(Thinking at the Edge)は、ジェンドリンとヘンドリクスがフォーカシングを発展させて考案した意味感覚(フェルトセンス)から論理システム(理論)を構築する方法である。筆者は、主に日本と台湾で、TAEの紹介と普及をおこなってきたが、その過程で多くの困難に直面した。 ジェンドリンの暗在性哲学に由来する概念の理解が難しいこと、TAEの全体イメージがつかみにくく各手順の機能がわかりにくいこと、手順が 14 ステップあり煩雑なことなどである。筆者は、これらの困難に対処するため、概念理解を助けるためのワークを考案したり、書き込みながらTAE手順が進められる「TAEシート」を開発したりしてきた。近年は、ウェブサイトを開設し、 「TAEシート」を公開しダウンロードできるようにしている。また、最近は、筆者の洞察を加えたTAE手順を3パートに分割した形式「3パートTAE」で紹介することにより、より多くの人にTAEが理解されるよう努めている。本稿では、これらの活動を報告する。

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