土木学会論文集B2(海岸工学)
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論文
磁歪式振動発電デバイスを用いた海岸・港湾施設前面波浪エネルギーの利用に関する研究
斎藤 武久我妻 純平上野 敏幸西本 聖史
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2016 年 72 巻 2 号 p. I_1543-I_1548

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抄録

 本研究では片持ち梁型の磁歪式振動発電デバイスを用いて海洋域での波浪エネルギー利用に関する室内実験を行った前報に続き,海岸・港湾構造物前面での重複波による波力利用を目的に室内発電実験を行った.その際,振動発電デバイスには片持ち梁型を改良したU字型振動発電デバイスを利用し,外力の受動部を予め永久磁石で吸着しているデバイスから急速に脱着させることでデバイスに自由振動を励起させる方式,さらに,永久磁石を用いないでバネによって自由振動を励起させる方式の場合を検討を行った.
 実験の結果,U字型振動発電デバイスでは従来の片持ち梁型発電デバイスに比べ共振振動時間が格段に長く,永久磁石での脱着を利用した場合,従来値の20倍を超える発電を実現できる事が明らかになった.

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© 2016 公益社団法人 土木学会
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