土木学会論文集B2(海岸工学)
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論文
人工島捨石護岸施工時の変形抑制工に関する基礎的研究
福水 啓太郎酒井 大樹金澤 剛荒木 進歩
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2017 年 73 巻 2 号 p. I_1105-I_1110

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抄録

 施工期間中の捨石護岸は高波浪来襲の際,安定質量以下の捨石が剥き出し状態であるため被災しやすい.本研究では,施工中の捨石護岸を対象に,施工中であっても粘り強く被災の程度を緩和する,構造的に簡易な変形抑制工の提案を行った.水理模型実験では,捨石護岸の中心部に変形抑制工として金網を設置した.変形抑制工を設置した場合と設置しない場合の護岸に,有義波周期の異なる2種類の不規則波を作用させることで,変形抑制工の性能検証を行った.その結果,変形抑制工による明瞭な対策効果が得られた.数値計算では,CADMAS-SURF/2Dにおいて不規則波の造波を行い,個別要素法を組み合わせることで実験の再現計算を行った.

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© 2017 公益社団法人 土木学会
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