土木学会論文集B2(海岸工学)
Online ISSN : 1883-8944
Print ISSN : 1884-2399
ISSN-L : 1883-8944
論文
海底勾配の違いを考慮した前浜地形変化モデルの適用検証
三通田 脩人鈴木 崇之比嘉 紘士
著者情報
ジャーナル フリー

2017 年 73 巻 2 号 p. I_577-I_582

詳細
抄録

 これまでに実施された波崎海岸における波打ち帯の岸沖漂砂量分布特性の検討により,その特性に基づいた前浜地形変化モデルが提案され,地盤高変化や汀線変化が再現可能であることが報告されている.この前浜地形変化モデルを他海岸に適用させるには,波の遡上高さの推定において海底勾配による波特性変化等を考慮させる必要がある.そこで本研究では,既往モデルの他海岸への適用に向けた検討として,底質粒径の異なる海岸への適用を行う際に波の遡上高さ推定時に未知係数を導入し,計算結果として求められる地盤高変化,汀線位置等の精度について検討を行った.その結果,海底勾配の決定に起因する底質粒径を変数とした未知係数を決定させることで,他海岸への適用が可能であることが示唆された.

著者関連情報
© 2017 公益社団法人 土木学会
前の記事 次の記事
feedback
Top