土木学会論文集B2(海岸工学)
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論文
電位測定による貧酸素化形成過程の把握と実用性の検討
永間 健太郎山地 智司宮津 智文TOUCH NARONG日比野 忠史
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2018 年 74 巻 2 号 p. I_1189-I_1194

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抄録

 海底付近の貧酸素化は底泥から拡散された還元物質と酸素との反応の結果であることから,水中の酸化還元電位を測定することで酸素消費(貧酸素化過程)を把握できる可能性が高い.本研究では室内実験で溶存酸素と還元物質との電極反応を検討するとともに,夏期に貧酸素化が起こる牡蠣養殖場において海水中での電位分布を連続的に測定して電極による水質モニタリングの可能性を検討した.室内実験により溶存酸素と還元物質との反応特性を明らかにした.この結果,電極電位の変化は還元物質の増減を測定することができ,本手法の実用の可能性が現地実験より確認できた.

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© 2018 公益社団法人 土木学会
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