土木学会論文集B2(海岸工学)
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論文
アマモ場のモニタリング手法における環境DNAの活用について
高山 百合子赤塚 真依子伊藤 一教源 利文
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2018 年 74 巻 2 号 p. I_1231-I_1236

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抄録

 環境DNAを活用したアマモ場モニタリング手法に向けて「環境DNAが通過する地点の採水・分析により,環境DNA発生地点における海草の成長・減衰等の変化を捉えるモニタリングが可能になる」という仮説を立て,その成立性について粒子追跡計算のケーススタディーにより検討した.現地の環境DNA分析結果に見られた特異的なDNA量の考察を通して,採水タイミングが得られる環境DNA量に影響を及ぼすこと,さらには環境DNA発生量の空間分布が得られる環境DNA量に影響を及ぼすことを示した.そして,採水地点とアマモ場分布に特定の関係がある場合には,環境DNAを活用したアマモ場モニタリングが成立する可能性があることを示した.

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