土木学会論文集B2(海岸工学)
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論文
橋脚利用式潮流発電の実現性検証に向けた橋脚近傍の流速・乱流強度の評価
石垣 衛三好 順也長岡 あゆみ黒川 忠之
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2018 年 74 巻 2 号 p. I_1393-I_1398

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抄録

 再生可能エネルギーを用いた各種発電技術の需要が高まる中,海洋エネルギー発電技術の実現が望まれている.瀬戸内海は周期的で予測可能な潮流が卓越しており,架橋が施されている場所が多く,既存の橋脚を活用した潮流発電が可能となれば発電施設等の建設コストの削減が期待できる.橋脚利用式潮流発電では,橋脚近傍に形成される潮流や乱流が発電装置の発電効率や設計強度に影響をおよぼすことが懸念される.本研究では,大島大橋第4橋脚近傍の海域にて超音波流速計を用いた潮流観測を実施することで,橋脚近傍で形成される潮流や乱流を評価した.その結果,橋脚近傍の潮流や乱流の分布が発電装置のエネルギー取得量や発電効率,設計強度におよぼす影響を考慮することで発電装置の最適設置位置を選定し,当該地点における潮流発電の実現性を検証した.

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© 2018 公益社団法人 土木学会
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