土木学会論文集B2(海岸工学)
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論文
海岸を観光資源とするまちにおける費用便益分析を用いた最適海岸堤防高さの設定方法の検討
安田 誠宏朝比奈 朋美宇野 喜之河野 達仁岡安 章夫
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2018 年 74 巻 2 号 p. I_475-I_480

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抄録

 本研究では,海岸を観光資源とするまちにおける海岸堤防整備高の設定方法と課題について検討する.具体的には,南海トラフ地震津波による被害が想定されている観光業を生業とする地域を対象とし,海岸堤防を嵩上げすることで減少すると考えられる海岸の価値を考慮し,海岸堤防の整備費用とそれによって得られる減災の便益を比較する.その結果,ソフト対策で避難成功率を上げることの重要性や,環境価値を考慮することで,海岸堤防の嵩上げの純便益がマイナスになる可能性があることを明らかにした.

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© 2018 公益社団法人 土木学会
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