土木学会論文集B2(海岸工学)
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論文
大洗港から鹿島港間の汀線変化と沿岸漂砂量の変遷
宇多 高明川又 雅史菊地 正悟大谷 靖郎三波 俊郎
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2020 年 76 巻 2 号 p. I_457-I_462

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抄録

 鹿島灘に面した大洗港から鹿島港に至る海岸線を対象に,既往空中写真による汀線変化解析と深浅測量データに基づいた地形変化解析を行った.この沿岸では様々な改変により1964年以降著しい地形変化が起きたことから,代表区域での汀線の変遷を空中写真の比較より調べた.さらに空中写真および深浅測量データより大洗港~鹿島港間の沿岸漂砂量分布を算定した.この結果,1984~2006年では,防波堤による波の遮蔽域形成に伴い大洗港の南側近傍では北向きの最大沿岸漂砂量20万m3/yrが,鹿島港近傍では南向きの最大沿岸漂砂量16万m3/yrが起きていたことが分かった.

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© 2020 公益社団法人 土木学会
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