海の研究
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総説
海洋学の10年展望(Ⅲ)
―日本海洋学会将来構想委員会生物サブグループの議論から―
浜崎 恒二 石坂 丞二齊藤 宏明杉崎 宏哉鈴木 光次高橋 一生千葉 早苗
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2013 年 22 巻 6 号 p. 253-272

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抄録

海洋生物を中心とする視点から,海洋学の過去10年程度の研究の進展を総括するとともに,今後10年間でわが国として取り組むべき研究の方向性と必要とされる研究基盤について論じた。特に,「生物多様性」を生物海洋学,海洋生物学を特徴づけるに最もふさわしい言葉として,その解明ならびに地球システムとの関係について重要と考えられる課題毎に論じた。生物多様性の解明においては,動植物プランクトン及び微生物群集多様性の解明,鍵種の生物学,非優占種の役割,多様性と生物間相互作用を重要課題とした。生物多様性と地球システムとの関係については,気候変動による影響と気候へのフィードバック,複合生態系としての沿岸域,生物多様性とモニタリング,生態系・生物地球化学統合モデルを重要課題とした。

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© 2013 日本海洋学会
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