Ocean Chemistry Division, Institute of Ocean Sciences
1977 年 33 巻 4 号 p. 227-233
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マッケンジー川は, 懸濁粒子を感潮域に供給している. 懸濁粒子の表面水平分布は, 低塩分表面水の分布と一致している.夏季において, 陸棚上の海水の構造は, 表層における高懸濁粒子濃度をもつ低塩分水により, 著るしく成層化している. 懸濁粒子の濃度は, 水深とともに減少するが, 海底付近で, しばしば, 濁度層がみられる.15μm以下の底質堆積物をまきあげるに十分な底層流が, 陸棚上に広く存在している.
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