化学工学論文集
Online ISSN : 1349-9203
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粉粒体工学、流動層
テトラメトキシシランからのシリカ微粉の気相合成
小島 紀徳内山 剛史加藤 茂渋谷 博光上宮 成之
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2004 年 30 巻 3 号 p. 306-310

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抄録
半導体産業の発展などから高機能なシリカ製品が注目されている. なかでも微粒シリカの用途は多岐にわたる. 現在の主な製造法では, 多くの問題がある. そこで本研究では, 液相法が主流であるアルコキシシランの加水分解を気相中において行い, 連続合成によりシリカ合成することを想定し, 操作条件が反応速度(粒子生成速度)および生成した粒子性状に与える影響を検討した. 反応条件を変えることで粒子径の制御が可能であることが示された.
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© 2004 公益社団法人 化学工学会
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