化学工学論文集
Online ISSN : 1349-9203
Print ISSN : 0386-216X
材料工学,界面現象
テンプレート材料を用いた二流体ノズル噴霧乾燥法による多孔質から中空粒子への形態制御
荻 崇イスカンダル フェリー矢吹 彰広奥山 喜久夫
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33 巻 (2007) 5 号 p. 468-475

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抄録

二流体ノズルを用いた噴霧乾燥装置によりチタニアおよびシリカコロイドナノ粒子とテンプレート材料(polystyrene latex: PSL)のコンポジット粒子を製造し,有機溶媒または加熱によりテンプレート材料を除去することで,チタニア,シリカの多孔質粒子,中空粒子の合成を検討した.これより二流体ノズルを用いた噴霧乾燥装置により,平均粒子径1.31 μm,幾何標準偏差約1.59の多孔質粒子を合成することが可能となった.またテンプレート材料の粒子径を変化させることで,多孔質粒子のポア径を制御できることが確認され,さらに300 nm以上のテンプレート材料を用いることで中空粒子が合成されることが明らかとなった.またテンプレート材料と熱分解温度が近い有機材料(ポリエチレングリコール: PEG)についても,有機溶媒によるテンプレート材料の除去を行うことで多孔質粒子の合成が可能であった.

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© 2007 公益社団法人 化学工学会
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