化学工学論文集
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エネルギー
デシカント方式除湿器を用いた間接気化式冷却によるパーソナル空調システムの省エネルギーに関する検討
長田 基幸亀山 秀雄桜井 誠渡辺 健次
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2014 年 40 巻 4 号 p. 313-319

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抄録

地球温暖化の主要な原因の一つになっている温室効果ガスを削減するため,事務所ビルの空調によるデシカント方式を用いた間接気化式冷却によるパーソナル空調システム方式を用いて空調の消費エネルギーを削減するシミュレーションの検討を行った.検討にあたっては,吸着剤をd単位で再生(脱着)するバッチ方式とすることで軽量,小型化が可能となり,システム構成が簡略される上に,パーティションに内蔵できることが判った.また,再生には排熱を利用することで省エネルギー効果があることが判った.この考えに基づいて,従来型空調とパーソナル空調を備えて在席空間の温度・湿度条件を両者で同一に維持することで空調全熱負荷の削減率は12%以上,消費電力の削減率は37%であるとの結果を得た.

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© 2014 公益社団法人 化学工学会
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