化学工学論文集
超臨界二酸化炭素によるイカ内臓からのドコサヘキサエン酸 (DHA) の選択的抽出分離
生島 豊畑田 清隆斉藤 功夫伊東 祥太後藤 富雄
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15 巻 (1989) 3 号 p. 511-518

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抄録

超臨界二酸化炭素を用いて, イカ内臓中からドコサヘキサエン酸 (DHA) の選択的抽出分離を試みた.
その結果, 流通系抽出装置内に硝酸銀を担持した分離チャンバーを組み入れることにより, 昇圧過程のみで何等の後処理操作を必要とせずに, 原料中に含まれていた DHA 量の約80%を濃度90重量%以上の純度で抽出分離できた.
さらに超臨界二酸化炭素への各種エントレーナー添加による抽出効率への影響が検討され, ヘキサン, 酢酸エチル, アセトン系エントレーナーにより抽出効果が向上することがわかった.また溶解度パラメーターを含んだパラメーターによって, グリセライドモデル混合物だけでなく, 本試料のような天然物へのエントレーナー添加効果を相関した.

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© (社)化学工学会
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