化学と教育
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9. 酵素で探る(分析技術 : こんな方法)
相澤 益男
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1990 年 38 巻 3 号 p. 297-301

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抄録

酵素は特定の分子を認識できるタンパク質であり, 非常に優れた分析試薬でもある。酵素を利用した分析法は広範囲に応用されているが, 臨床検査における血清分析では酵素の利用が最も進展している。酵素を分析試薬としたオートアナライザー, 酵素センサーを搭載したアナライザー, ドライケミストリーを基盤としたアナライザー, および酵素免疫測定(ELISA)用のアナライザーを具体例として, 酵素を利用した分析装置の原理とその応用を述べる。

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© 1990 公益社団法人 日本化学会
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