東京工業大学資源化学研究所
1994 年 42 巻 7 号 p. 478-482
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金属タンパク質は電子伝達体, 酸素運搬体, 酵素, 遺伝子発現の調節因子などとして生体にとって必要不可欠な働きを行っている。合成金属錯体では得られないこれら精緻な機能を実現している最大の秘密はその金属サイトの特異な構造にある。最近になりX線解析をはじめ種々のアプローチによってその構造が原子レベルで解明されつつある。ここでは代表的な例としてヘモシアニン, メタンモノオキシゲナーゼ, ニトロゲナーゼを取り上げ, これらの研究の現状と今後の展望を簡単に述べる。
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