東京大学工学部
1994 年 42 巻 8 号 p. 572-573
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理工系離れが深刻化している。実際大学新入生の約3割が化学好きで約7割が化学嫌いというのが最近の傾向のようである。化学が嫌いな理由は, 「内容が複雑だから」であり, 化学が好きな理由の一つは「実験があるから」である。高校生の理工系離れをくいとめるには, 高校の教育現場でもっと実験を頻繁に行う, しかも身近な材料を使って実験し, 実験を通して化学の概念や理論を教え自分のものにさせることが重要だと考える。ぜひとも実験観察を通して考えるようにしていきたい。
化学教育シンポジウム
化学教育
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