科学警察研究所化学第三研究室
1996 年 44 巻 8 号 p. 518-522
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指紋は個人識別に決定的な結果を与える極めて重要な物件であり, その科学的研究は100余年の歴史を有する。また最近では, 種々の化学物質や特殊な波長を有する光を用いた高度な潜在指紋(紙などに付着した白色光下では観察不可能な指紋)の顕在化についての研究や, 電子計算機を用いた検索の高速化, 自動化が進められている。本報では化学的潜在指紋の検出法を中心に, 化学的指紋研究の歴史や現在の指紋研究を概括する。
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