化学と教育
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形状記憶高分子の基礎知識(現代社会を支える高分子材料 3)
中山 和郎
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1998 年 46 巻 3 号 p. 166-169

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抄録
機能性高分子への期待と材料に対するインテリジェント指向により, 形状記憶高分子の各前が定着してきた。形状記憶合金は歴史もあり, ゴム, プラスチックの分野では, ゴム弾性の挙動が古くから知られていた。形状記憶高分子は, 高分子のもつ形状の回復性を, 変形の固定と回復を制御することで実現し, 高分子の本来もっている分子運動性を巧みに利用している。材料の構造により回復温度や回復量なども幅広く変化させることができ, 今後も期待される材料の一つである。
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© 1998 公益社団法人 日本化学会
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