化学と教育
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海底鉱物資源(海と化学)
伊達 二郎
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1998 年 46 巻 5 号 p. 290-293

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抄録

海底鉱物資源の中で最も調査の進んだマンガン団塊を取り上げ, その地質鉱物学的特性を述べるとともに, 試験・研究・調査・開発の現状を解説する。すなわちNi, Co, Cu, Mn品位は陸上資源に比較して低品位であるが鉱量は莫大であり, 従ってその金属量も莫大である。しかし現状では経済的に開発困難なので次世代の資源として期待される。マンガン団塊はハワイ南東部の公海(C-C帯)に最も豊富に存在するため, 各国がそこで調査を行うためには国際的な取決めが必要であり, 海洋法条約で先行投資者と認められた団体(国家or企業)には申請によって最終的には75, 000km^2の鉱区が与えられる。

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© 1998 公益社団法人 日本化学会
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