化学と教育
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生き物のエネルギー通貨 ATP(高校生物を化学する)
堀池 喜八郎
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1998 年 46 巻 6 号 p. 334-337

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抄録
細胞のエネルギー代謝の中心的役割を担うものは, アデノシン三リン酸(ATP)というリボヌクレオチドである。ATPのリン酸基転移反応の自由エネルギー変化は細胞内条件下では負で, 比較的大きく, このΔGを用いて, 細胞は生体物質の合成・能動輸送・細胞運動・シグナルの変換など, いろいろな仕事をして生きている。ATPは「高エネルギー」リン酸化合物と呼ばれ, その供給の停止は死を意味する。
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© 1998 公益社団法人 日本化学会
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