東京大学総合研究博物館
2003 年 51 巻 10 号 p. 624-627
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加速器質量分析(AMS)法を用いると,ほんのわずかな量でも炭素14年代測定が出来る。その結果,考古遺物だけでなく,これまで年代測定が許されなかった美術工芸品についても測定が可能になり,思わぬ結果が得られることもある。美術品鑑定者を欺くことが出来ても,科学分析はその虚を暴くことになるかもしれない。逆に,鑑定眼のもろさを,白日の下にさらすこともある。奇々怪々の世界である。
化学教育シンポジウム
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