化学と教育
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アーノルド・ベックマン : pHメータの発明者(ヘッドライン:実験および実験機器の化学史)
内田 正夫
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2009 年 57 巻 11 号 p. 510-513

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抄録

20世紀半ば以降UV,IRなどの分光分析をはじめとする機器分析は,化学の研究教育や生産現場にとって不可欠の装備となってきた。化学機器は物質の化学的な振る舞いを鋭敏な電子機器によって検出する装置である。pHメータはこのような化学機器の時代を拓いた最初のものであり,かつ今日もなお最も基本的な機器である。本稿では実用的なpHメータや分光光度計を発明し,化学機器の時代を拓いたアーノルド・ベックマンの生涯を紹介する。

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© 2009 公益社団法人 日本化学会
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