関西大学化学生命工学部生命・生物工学科
2012 年 60 巻 6 号 p. 246-249
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凍結という状態後も生存するために,変温性生物の一部は,氷の発生から成長までの過程に関わる物理的作用を制御する物質である氷結晶制御物質を生産している。この氷結晶制御物質の全体像について理解を深めてもらい,その物質のうち,氷核形成を促進する氷核タンパク質,氷核形成を抑制する過冷却促進物質,形成した微小な氷の成長を抑制する不凍タンパク質の3つを選択し,その機能および活性測定法,さらにそれらの応用について解説する。
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