化学と教育
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化学教育における連携を考える(ヘッドライン:化学教育における連携を考える)
三宅 宗晴岩田 久道熊本 卓哉槌間 聡保倉 明子宮本 一弘村上 雅彦
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2014 年 62 巻 12 号 p. 580-589

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抄録

文科省は"科学技術創造立国日本"の促進のため,「観察・実験の結果を分析し解釈する学習活動,科学的な概念を使用して考え説明する学習活動の充実」を挙げている。科学立国が叫ばれている今日,理科離れにいかに歯止めをかけるか,また科学教育の普及をいかに推進していくべきかが重要な課題となっている。そこで「化学と教育」誌編集員会では座談会を企画し,高校,大学,それぞれのお立場を代表する委員にお集まりいただき,化学教育の在り方について高大連携を中心に4つのテーマについてご意見をうかがった。第1は座学における問題点。第2に教員の問題点およびその環境,第3に実験をとりいれた教育の推進について。最後に「化学と教育」誌の役割についてお考えをいただいた。

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© 2014 公益社団法人 日本化学会
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