化学と教育
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動的共有結合ポリマーの開発 : 自在に構造変換できる高分子を目指して(ヘッドライン:動的共有結合化学-共有結合形成を可逆的に制御する-)
大塚 英幸後関 頼太今任 景一
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2016 年 64 巻 3 号 p. 98-101

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抄録
平衡系の共有結合をもつ分子構造体は,共有結合が組み換わることで,可逆的な分子間相互作用により形成された分子集合体と同じように,置かれた環境に応じてより安定な構造へと変化する。このような可逆的な共有結合の平衡系を活用した化学システムは「動的共有結合化学」と呼ばれている。動的共有結合化学の考え方を高分子に導入すると,高分子の特性は大きく変化する。本稿では,自在に構造変換できる高分子を指向した「動的共有結合ポリマー」の開発について解説する。
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© 2016 公益社団法人 日本化学会
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