日本東洋医学雑誌
原著
甘草の使用量と偽アルドステロン症の頻度に関する文献的調査
萬谷 直樹岡 洋志佐橋 佳郎鈴木 理央綾部 原子鈴木 まゆみ神山 博史長田 潤木村 容子伊藤 隆
著者情報
ジャーナル フリー

66 巻 (2015) 3 号 p. 197-202

詳細
PDFをダウンロード (784K) 発行機関連絡先
抄録

甘草による偽アルドステロン症の頻度については十分にわかっていない。われわれは甘草の1日量と偽アルドステロン症の頻度の関係について,過去の臨床研究を調査した。甘草を1日1g 使用した患者での偽アルドステロン症の頻度は1.0%(平均)であった。1日2g,4g,6g での頻度はそれぞれ1.7%(平均),3.3%,11.1%(平均)であった。過去の文献において,偽アルドステロン症発症頻度の用量依存的な傾向が示唆された。

著者関連情報
© 2015 一般社団法人 日本東洋医学会
前の記事 次の記事

閲覧履歴
feedback
Top