日本東洋医学雑誌
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気管支喘息の漢方治療 (2)
新処方の有効性の検討
牧野 健司
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キーワード: 気管支喘息, 有効率
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1997 年 47 巻 5 号 p. 851-859

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抄録

薬効・薬理作用を元に創製した漢方処方を約3年間にわたり気管支喘息の外来患者44人に投与した。その結果, 脱落例を含めた投与患者全員を母集団として, 著効39%, 有効36%, やや有効20%で, やや有効以上は95%であった。漢方医学的証を考慮せず, 喘息の症例全てに同じ処方あるいはその加減方を問診に従って投与したにもかかわらず, 非常に優れた治療効果が認められた。

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