埼玉医科大学リウマチ膠原病科
1999 年 49 巻 5 号 p. 835-838
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分類不能型膠原病における漢方製剤の効果を検討するために, 漢方治療あり群となし群について2年以上に亘り, その転帰を観察した。漢方治療あり群では, 30例中1例にCREST症候群の発症が認められた。漢方治療なし群では30例中2例に全身性強皮症, 2例にCREST症候群, 1例にMCTD, 1例に Sjögren 症候群が発症した。漢方治療は分類不能型膠原病の転帰を改善する目的として有効であることが示唆された。
日本東洋醫學會誌
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