松田医院
2002 年 53 巻 6 号 p. 595-604
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実地臨床からみた漢方処方使用法の歴史的経緯を見ると, 原典の使用法はその後の中国ではあまり変化せず, わが国に伝来して発展した。現代ではさらに薬理学的情報などを考慮した使用法となる。大柴胡湯, 八味地黄丸, 補中益気湯などを例に, 臨床家の立場から以上の経緯を考察した。終わりに近代日本における医制の礎を築いた長与専斎は実は漢洋の融合した新医学を目指したことを述べた。
日本東洋醫學會誌
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