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肝臓
Vol. 48 (2007) No. 7 P 309-316

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http://doi.org/10.2957/kanzo.48.309

症例報告

症例は56歳男性.B型肝炎ウイルス(hepatitis B virus, HBV)キャリア状態かつ非ホジキンリンパ腫(Non-Hodgikin lymphoma, NHL)と診断され,ステロイドを含まないリツキシマブ併用化学療法が施行された.治療中HBV-DNA量が増加したため,ラミブジンを予防投与し,HBV-DNA量は速やかに低下した.地固め療法としてリツキシマブを単独投与した後よりHBV-DNA量が増加し,肝炎を発症し,YVDD変異株を検出したためadefovir dipivoxil(アデフォビル)を追加投与した.肝炎はやや遷延したものの徐々に軽快し,約21カ月経過した現在も肝炎の再燃はみられていない.

Copyright © 2007 一般社団法人 日本肝臓学会

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